【マイクロツールの使い方シリーズ】 ~ 採取編 ~
弊社「マイクロツール」をお使いの皆様、今後使ってみようと考えていらっしゃる皆様。
今回は、顕微鏡観察下での微小物の「採取」に最適な代表的なマイクロツールとその使い方について
紹介いたします。
《 落 下 物 》など
《採取方法》
先端が尖ったタングステン製マイクロツールの先端を試料に接触させ、拾う感じで採取します。
対象物のサイズや状況により、マイクロマニピュレーターが必要となる場合もあります。
《採取のイメージ》
ニードル先端と対象異物との間で、対象物の粘着力や静電気力(クーロン力)が働くことにより採取できると考えられています。
《選択のポイント》
対象物より小さな先端サイズをお選びください。
《推奨マイクロツール》
タングステンプローブ
《 半 埋 没 物 》など
《採取方法》
先端がヘラ状のハードメタル製マイクロツールの先端を試料に接触させ、掘り起こす感じで採取します。
対象物のサイズや状況により、マイクロマニピュレーターが必要となる場合もあります。
《採取のイメージ》
硬質ニードル先端を対象部位に接触させ、力をダイレクトで加えることにより、固着や半埋没している異物などを押しのけたり掘り起こしたりして拾います。
《選択のポイント》
ヘラ形状以外にプローブ形状やナイフ形状も選べます。
《推奨マイクロツール》
ハードメタルツール
★資料ダウンロードページの「総合カタログNo11」P25に説明資料がありますのでご確認ください